教えてもらう側から教える側へ
言葉や人に興味がある人を支えているボランティアグループの中に、富士にほんごの会というボランティアグループが存在します。
近年では、日本語などを上手に話せなくなったという人が増えてきているため、このようなボランティアグループが知られるようになったのです。
富士にほんごの会では、講師陣に優しく日本語を教えてもらえるようになっていますが、他のボランティアグループとは違い、日本語を教わってから他の方に教えるということができます。
つまり、講師陣としてボランティア活動に参加することもできるのです。
これは、富士にほんごの会だけの特徴となっているため、富士にほんごの会でもそのような活動について公式サイトで案内を行っています。
また、日本語というと会話ができるレベルであれば良いのでは?と思ってしまいますが、近年では以下のような指摘も増えてきているため、最低限の日本語に関する知識が必要というふうに見直されているのです。
まず日本語を正しく使えないという人は、ネットを用いた仕事のメールでも顔文字などを使ってしまうそうです。
若い人に多いとされていますが、ビジネス上のマナーを意識しているのであれば、このような対応も避けたほうが良いでしょう。
次に日本語を正しく使えないという人は、イベント時に送るハガキなどの書き方が分からないという人も多いそうです。
冠婚葬祭時などが該当するのですが、やはり、日本人として正しい日本語を使えたほうが相手からの印象も良くなるでしょう。
また、どうしてもこのような対応が難しいと感じる場合は、冠婚葬祭時に用いられているグッズなどを購入すると良いです。
お悔やみ用のハガキもあれば、マナーに関する手帳なども同梱されているため、このようなマナーを要求される場においても焦らずに済みます。
ただ、富士にほんごの会のような日本語を教えてくれる場所を活かして、正しい日本語を使えるようになっておくことも大事でしょう。
国際交流も行っている
富士にほんごの会は国際交流も行っています。
近年では、子どももインターネットを使って国際交流を行っているとされていますが、意外と大人は国際交流を行っていないことも知られるようになりました。
なので、海外が気になっている方は、富士にほんごの会のようなボランティアグループを通じて国際交流を始めてみましょう。
また、国際交流といってもカタコトで日本語を喋れる人物と会話しますので、それほど会話そのものが難しいというわけではありません。
コミュニケーションの基本はボディタッチ、もしくはジェスチャー(ハンドシグナル)などで会話を進めていくことなので、気楽に会話を行うというのも大事です。