日本語教師を目指すための学校
日本語教師を目指す場合には、専門の勉強ができる学校に通学するかもしくは通信教育を受けることになります。
日本語教師は小中学校などの教師のように教諭の資格がなければ教えることができないという仕事ではないのですが、やはり専門的な知識と技術が必要な部分が多いため、あらかじめ基本的な教え方を学んでおいた方がよいでしょう。
現在高校生であったり、もしくは転職を考えている人であれば、専門学校に通学するという学習方法がおすすめです。
日本語教師の資格を取得したあとに就職をする場合も、そうした学校や団体に所属していることにより、国際事業団や国際救援センターなどからの求職のオファーも見つけやすくなります。
タイ、マレーシア、インドネシア、香港、ベトナムなど海外で日本語を教えたい人には提携校への推薦が可能です。海外提携校の担当者からの説明会も実施しています。担当者と直接話をする機会があるので、採用への近道になります。また中国、韓国、台湾などにも多くの実績があり、多くの修了生が海外の日本語教育機関で活躍しています。
しかしそこで気になるのが、「日本語教師養成」のための専門学校はどこにあるのかということです。
英語やその他の言語を修得する目的であれば語学の専門学校にいけばよいのですが、日本人として日本語の教え方を習うとなると、どのような語学学校にいけばよいのかがわかりません。
そんな場合には専門学校をまとめて検索できるサイトなどを利用してみると、どのような場所でどんなふうに講座が開かれているかということを知ることができます。
都内の有名な学校
日本語教師養成のための専門学校として有名な学校に日本外国語専門学校があります。
日本外国語専門学校は東京都新宿区下落合にある学校ですが、日本語教師養成課程の他にも、旅行業者のスタッフ養成や、エアラインスタッフ、ホテルやレストランスタッフの養成課程があります。
正しくは「日本語教師&文化交流専攻」ということになりますが、校内に通う日本語科の学生を相手にしながら教壇実習をしていきます。
卒業時には日本語教育能力検定試験の取得を目指すとしており、実践的な日本語教師養成課程を学ぶことができます。
他にも、同じく新宿区にあるアークアカデミー、ヒューマンアカデミー日本語教師スクールといったところが日本語教師の養成に関して実力のある大手のスクールです。
インターカルト日本語専門学校では、
もし既に大学卒業の資格がある人なら、大学院の日本語教育研究科を目指すという方法もあります。
早稲田大学の大学院にある日本語教育研究科では、日本語教育についての理論や体系といったこを学びつつ、実際に日本語を教える現場での研修を行っていきます。
留学をするための紹介先もしっかりしているので、そちらで本格的に日本語教師としてのありかたを学んでみるというのもよいでしょう。